身長を高くする高タンパク質・低カロリーの食材別ランキング
医師がおすすめする食材を、ランキングで紹介
魚編
1位 マグロ
マクロの赤身は高タンパク質・低カロリー。タンパク質の含有量は魚ではトップです。ヒスチジンやアンセリンなどのアミノ酸、健康に有用なEPAやDHAがたくさん含まれています。
2位 タラ
味は淡白ですが、タラの肉は脂肪がきわめて低く、タンパク質を多く含んでいます。「タラちリ」などの加熱調理品にすると、チオプロリンというアミノ酸ができ、発ガン性物質の生成を抑制する働きがあることがわかつています。タラは、長期間冷凍保存するとスポンジ状になり、味も落ちてしまうので要注意。
3位 カツオ(春獲り)
カツオには、春獲りと秋獲リの2種類があります。春獲リのもののほうが、脂肪が少なくてタンパク質を多く含みます。カツオの血合い肉は、ビタミンA、B1、B2、B12や鉄分のほか、EPAやDHAなども多く含んでいます。
肉編
1位 鶏ささみ
むね肉で手羽の内側にあり、形がササの葉に似ているので、この名がついています。牛・豚肉のヒレに相当する部分で脂肪が少なく、タンパク質も多く含んでいます。筋肉モリモリのスポーツ選手にもおすすめできる、ナンバーワンの食材といえるでしょう。
2位 鶏むね肉(皮なし)
スーパーでよく見かける鶏むね肉は、皮をきれいにはがして食べるのが原則です。余分な脂を省くことで、肉類ではささみに次ぐ、高タンパク質低カロリーの食材であるといえます。また、ささみと同様に鶏むね肉には、メチオニンとよばれる必須アミノ酸を、バランスよく含んでいます。牛や豚の脂質に比べて、不飽和脂肪
酸の割合が高いので、コレステロールなどの心配が少ないことも特徴のひとつです。
3位 豚ヒレ肉
堂々の3位にランキングされたのが、豚ヒレ肉。ビタミンB群が豊富で、なかでもビタミンBはトップクラス。タンパク質を多く含み、脂肪がほとんどありません。
番外編~常備品~
1位 のり
のりには鉄分をはしめ、マグネシウムやビタミンA、B、C、Eが多く含まれています。ビタミンA、C、Eには強い抗酸化作用があります。これらは、子どもを感染症から守り、からだに抵抗力をつけてくれます。
2位 桜エビ
タンパク質とカルシウムを豊富に含みます。その量は、大さじ3~4杯で、牛乳1杯とほぼ同等になります。独特の香りがあるので、風味を引き立てたいときには、ぜひ使いましよう。
3位 しらす干し
カルシウム、鉄、ビタミンB2、D、マグネシウムが豊富に含まれています。丸ごと食べられるので、成魚のイワシよりも栄養価が高いといえます。骨や歯の成分となるのはカルシウムですが、しらすに多く含まれるビタミンDやマグネシウムが、その吸収を助けます。