夫婦仲よくが、子どもの身長を高くする基本
夫婦げんかは、子どもの身長の伸びを悪くし、早熟になり早く成長を止める
夫婦げんかは背の伸びを止める
突然ですが、あなたの家庭は円満ですか? 子どもの前で夫婦げんかをしてはいませんか。 夫婦仲も、子どもの成長に影響してしまいます。しょっちゅう夫婦げんかをしていると、子どもは情緒不安定になり、成長ホルモンの分泌が悪くなってしまいます。
両親の争っている姿をみていると、子どもは無意識に身の危険を感じます。本能的に早くおとなになろうとして、思春期が早く訪れる傾向が強くなります。早くおとなになると、骨が固まってしまい、背は伸びなくなります。それだけ早く、成長が止まってしまうのです。
夫婦仲は、子どもへの愛情の源です。夫婦仲がよければ、自然にリラックスできる家庭になるもの。また、子育ては母親だけのものではありません。夫婦が協力して、子どもに目を向けることが何より大切といえるのです。
両親の離婚・再婚が与える影響
最近では、離婚率も増加しています。親の離婚や再婚は、子どもに大きなストレスを与え、身長の伸びとも密接に関係しているのです。
K君は4歳のときに両親が離婚し、父と2人暮らしとなりました。とくに食欲が低下したわけではありません。ですが、母と別れてから身長の伸びが悪くなつたのです。
6歳ごろからは2人の生活にも慣れ、K君は明るさをとり戻しました。そのころから、身長の伸びもよくなっています。
7歳のときに、父親が再婚。K君は大変ショックを受け、再婚当初は新しいお母さんとの関係もうまくいきませんでした。この時期、身長の伸びは、少し悪くなっています。
しばらくして、新しい母親からの愛情が伝わるようになると、身長の伸びもよくなりました。
このように、子どもの精神的な状態は、大きな影響を与えます。時には離婚という選択もやむをえないかもしれません。ですが、子どもの精神的な安定は、最優先で考慮したいものです。
虐待を受けてしまうと・・・
日本でも、親から子どもへの虐待の問題が深刻になっています。ひどい場合は、子を親から引き離し、保護施設などで、周りから優しく接してもらうことで、成長ホルモンの分泌が回復してくる場合もあります。